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Louise body interview

CREATOR

      

      

Q.壁紙ブランドを立ち上げたきっかけは何ですか? 

もともと私は柄が続くデザインを作っていたから自然な流れで壁紙へのシフトしたと思うの。 他とは違うものが欲しい人たち、もっと「アーティスティック」なものを求めている人たちにとっては限られた選択肢しかなかったから面白い壁紙を作ってみたらどうかって思ったのよ。その時の壁紙業界はまだあんまりファッショナブルじゃなかったから挑戦してみたかったっていうのもあるかな。2001年頃だったと思うんだけど、私はBrightonに住んでいて”Housebound”というグループ展示会に参加していたの。そこでスクリーンプリントの壁紙を貼ってみたらいい反響をもらえたの!   

Q.壁紙に関する最初の思い出は? 

私の育った家には玄関とバスルームにローラ・アシュレイの壁紙が 貼ってあったわ。私の両親のチョイスよ。どちらかといえば暗くて重苦しいデザインだったと思う。小さい時から色ペンで壁紙やファブリックのデザインを描いていたの。実を言うとその時のデザインを今も使っていたりするの。”Toyshelf”は私が10歳の時にデザインしたものなのよ。   

Q.自分のブランドを立ち上げる前に壁紙業界での経験はありましたか? 

まったくなかったわ。私は画家だったけど、デザイナーじゃなかったの。Housebound展示会で壁紙を作ると決めるまではね。経験がなかったからいろんな人に教わりながらなんとか形にしていったの。当時は今のようにデジタルプリントが流通していなかったから壁紙を作るのが一苦労だったのよ。     

Q.製品化にいたるまでの苦労話、エピソードはありますか? 

一番難しいのは、いつコレクションが発表できるかってこと。今ではほとんどの製造面の問題をクリアしているけど、デザインを仕上げるのにはいつも苦労するの。でもそれが一番大事なことなの。私はデザインに没頭しているときは、“そのデザインが売れるかどうか”ということを全く考えられないみたいなの。     

Q.壁紙が自分にとって大切なものになると思ったのはいつですか? 

昔からパターンをデザインするは好きだったわ。大学時代の作品も柄がリピートするデザインを描いていたの。壁紙を作り始めの頃に賞賛をもらってお客さんが私の壁紙を買ってくれたのを見て気がついたの。自分の好きなことをして成功できるんじゃないかって。     

Q.避けられたであろう失敗はありますか? 

いっぱいありすぎてきりがないわ!後知恵は素晴らしいもの。いつも思い通りにはいかないでしょ?すごく気に入っているデザインでも全然売れない時もある。そのデザインを作ったことに後悔はしないけど、そのために投資したことには後悔するわ!     

Q.あなたのブランドで一番大切なことは何ですか? 

大切にしていることは新鮮さ、革新的なデザイン、質の良い商品、そしてトレンドの最前線、というよりトレンドが私達を追いかけてくるくらいの位置を走り続けるということ。   

Q.インスピレーションはどこから得ているの? 

インスピレーションはふとした瞬間にやってくるの。誰かとの会話や出会いの中や、田舎道を散歩していた時に見かけた古い壁とかね。いつも持ち歩いている携帯のカメラでそういう瞬間をキャプチャーおくの。その時はその写真がどうデザインに影響するかはわからないけど、とりあえず気になった風景をストックしておくの。 そのことは私の仕事に確実にインパクトを与えるわ。私は自分の家族の歴史と強いコネクションを感じていて、それもデザインに反映させているわ。私の祖母はふたりともアーティストで二人の絵や被写体をデザインに取り入れたりもするの。     

Q.あなたのブランドを単語1つで表すとしたら? 

私自身     

Q.デザイナーになる前はどんな仕事をしていましたか? 

会社を始めるまでは画家だったの。Nottingham Trent University(ノッティンガム・トレント大学)で美術を学んでいたの。会社を始めた当初もまだブライトンにスタジオを持っていて展示会で絵を売っていたわ。旅行も好きでインドに1年、メキシコに3ヶ月行っていたこともあるのよ。     

Q.愛する人に壁紙を送るとしたらどのデザインですか? 

自分のデザインの中からってこと? だとしたら夫との素敵な海辺での生活を思い出すFlightかしら。   

Q.あなたのブランドの中で一番売れている壁紙はどれですか? 

Garden Birdsね。初期のデザインのひとつで、それからずっと人気のデザインなの。     

Q.尊敬している壁紙のブランドはありますか? 

Marimekko, St Jude’s, Deborah Bowness、それに Tracy Kendall!みんな尊敬しているし大好きなデザイナーよ。   

Q.壁紙業界に今後期待することはありますか? 

理想的にはコピー品が少なくなってもっとデザインを守ってほしいと思っているの。とてもたくさんの会社が壁紙を作っているでしょう?残念なことに他のデザイナーの作品を模倣して安い値段で質の良くない商品を売って儲けている会社もあるのよね…。そういうのをあまり見たくないの。     

Q.あなたの壁紙を楽器に例えるなら何? 

ギターね!だってみんなギターは好きでしょ?     

Q.日本と、日本の市場についてどう思いますか? 

日本に行ったことがないからすごくエキゾチックで遠くの存在ってイメージ。夫は東京に言ったことがあるのだけれど、未来に行ったみたいだったよって話してくれたの。綺麗でキラキラしていたって。日本のデザインは大好きよ。日用品のパッケージでさえ素晴らしいと思うわ!トレードショーで見る日本の商品はいつもよくデザインされていて正確でハイクオリティだと思う。だからそんな日本で私のデザインが受け入れてもらえているということを誇りに思うわ!   

Q.最後に日本のファンに一言! 

ありがとう!   

Q.あなたのデザインにインスピレーションを与えたお気に入りの場所、街はありますか? 

たくさんありすぎて一つに絞れないわ!私は海へ行くのは好きで、いつもインスピレーションを得ているから地元のHastings(ヘイスティングス)はTop5に入るわね。それとイングランドの東南の沿岸にあるSouth Downsっていう白亜の崖もお気に入りの場所のひとつね。あと母の住んでいる南フランスのプロバンスも好きよ。行くたびに心が動かされるわ。   

Q.誰かあなたに影響を与えた人はいますか? 

私の祖母はふたりともアーティストで、私が最も影響を受けた人たちね。娘に二人の名前をつけたり、二人の絵や被写体をデザインに取り入れたりもしているの。